日本株は今年20%上昇し世界上回る、4-6月に追加対策も-シティ

シティグループ証券では日本株相場 について、現在の株価下落は昨年11月以降の上昇による調整の範囲内 で、2010年は主要市場で最も高い上昇率を示すだろうと見ている。2 日開催の「グルーバル株式投資セミナー」で、こうした見解を示した。

シティ証では、2010年年間の主要市場の上昇率予測を日本20%、 欧州15%、米国5%とし、世界全体では10-15%程度の株高を予想し ている。足元の株安について同証の藤田勉日本株ストラテジストは、 昨年11月安値から今年1月高値まで上昇したことで、「何かきっかけ があれば株価が調整するのは当然」とし、スピード調整に過ぎないと の認識を示唆。中国の金融引き締め観測やオバマ大統領の金融機関規 制に関しては、株価下落の根本原因ではないと受け止める。

一方、支持率が低下している鳩山内閣について藤田氏は、「参議院 選挙を控えて4-6月にも追加景気対策を実行する可能性がある」と 指摘。所得再配分政策、エコポイントの拡大やエコカーを中心とする 高速道路料金割引などの環境政策、公共投資削減などが強化されるだ ろうと見る。

日本株の主要な投資テーマでは、環境関連株(スズキ、コマツ、 パナソニック電工、日本製鋼所)、所得再配分関連株(ファーストリテ イリング、楽天、ニトリ)を挙げた。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE