中国株は「ストロング・バイ」でない、引き締め懸念で-アリアンツ

アリアンツ・インベストメント・ マネジメントは世界の主要株式市場でパフォーマンスが最低水準に ある中国株について、政策引き締め懸念が強まるなかでさらに下落 する可能性があるとの見方を示した。

アリアンツのアジア・中東担当最高投資責任者(CIO)、ニキ ル・スリニバサン氏は、中国の経済成長は6-12月(下期)に不動 産価格の上昇が鈍るのとともに鈍化する公算が大きいと指摘。指標 の上海総合指数は通年で2700-3300の「圏内」で推移するのではな いかと予測した。

スリニバサン氏はシンガポールでブルームバーグテレビジョン のインタビューに応じ、上海総合指数について「ここ数カ月、方向 感が定まらなかった。事実、若干低迷している」と語った上で、「恐 らく低迷が続くと思う。中国株はストロング・バイではない」と述 べた。

上海総合指数は世界の主要15株式市場でパフォーマンスが最下 位。ブルームバーグが世界で調査する94の株価指標では下から4番 目。2日午前の取引で同指数は前日比1.1%高の2972.32と、約4カ 月ぶりの安値から上昇した。

スリニバサン氏は、不動産市場のバブルによって政府が投機抑 制に動きつつあると指摘した。

さらに「市場は現在、マクロの状況に焦点を合わせている」と し、「人民元建てA株が今後半年間に力強く回復するきっかけとなり そうな材料はあまり見当たらない」と述べた。

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