京都きもの株が急落、振袖低迷で1月受注高急減-繁忙期出だしは低調

京都きもの友禅の株価が急落。振袖 商品の繁忙期入りしたにもかかわらず、1月の受注高が前年同月を大き く下回った。2011年の成人式を見越した振袖商戦が低調なスタートと なったことが嫌気されたようだ。

株価は前日比5.4%安の825円まで下げ、中長期的な株価トレンド を示唆する200日移動平均線(853円)を2カ月半ぶりに下抜けた。

同社が1日の取引終了後に公表した月次受注動向によると、1月の 単独受注高は前年同月比15%減の16億4600万円と、10カ月ぶりに前 年実績を下回った。振袖受注高は同20%減の12億8700万円。受注数 が16%減ったほか、平均単価も5.2%低下した。

経営企画部の弓削佳美氏は、同社が実施した11年1月の成人式に 出席予定の新成人アンケート調査結果(中間集計)から、「他社にシェ アを奪われた訳ではない」としている。同氏は、既に振袖を購入(もし くはレンタル)した新成人は少数にとどまっていると指摘、「景況感が 悪かったこともあり、繁忙期のヤマが後ろにずれているようだ。まだパ イは残っており、2月以降でばん回できる」という。

同社によると、新成人の女性人口は2010年が前年比2.8%減の62 万人前後、11年が同3%減の60万2000人。

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