中国株、資産インフレで恩恵も-豪マッコーリーが建設銀など推奨

オーストラリアの投資銀行大手、 マッコーリー・グループは、大中華圏の金融株で最も推奨される銘柄 として、中国建設銀行と中国平安保険を挙げた。最近の市場低迷やイ ンフレ加速でバリュエーション(株価評価)が「魅力的な水準」にな っているという。

マッコーリーのアナリスト、ニック・ロード、マーク・ケロック 両氏らは2日発表したリポートで、「預金の実質金利がマイナスに転 じ、銀行から流出した資金が実物の資産に流れるなかで、中国は2010 年1-6月(上期)に資産インフレによる好影響を受けるだろう」と 指摘。こうした状況は株式市場の追い風となり、金融の中国光大を利 することになるとも分析している。

中国平安保険については、10年前半の「緩やかな」引き締めを 背景に金利上昇に乗じるには絶好の投資対象だとの見方を示した。

マッコーリーは台湾の金融株を「アンダーウエート」とする一方 で、国泰金控(キャセイ・ファイナンシャル・ホールディング)は「オ ーバーウエート」と判断した。台湾の金融株は中国での事業拡大やバ リュエーション上昇をめぐって失望感を招く恐れがあるとした。

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