中国銀監会:抵当順位の低い不動産ローン抑制を指導-関係者

中国銀行業監督管理委員会(銀監会) は不動産投機抑制を狙い、抵当順位の低い不動産ローンの金利を引き 上げ、頭金の支払額を増やすよう銀行を指導している。事情に詳しい 匿名の関係者1人が明らかにした。

この措置が公開されていないことを理由に関係者が匿名を条件に 語ったところでは、銀監会は不動産市場に流入している「ホットマネ ー(投機的な短期資金)」に絡むリスクについて、銀行に警告を発した という。関係者は、中国では住宅ローンのデフォルト(債務不履行) が増加していると指摘したものの、具体的な数字は挙げなかった。

銀監会は電子メールで配布した発表文で、「引き続き不動産市場の 監視を強化するとともに、銀行に適宜リスクへの留意を促し、自己資 本比率や融資に対する引当金の比率など規制上の指標を用いて、融資 構造を最適化し、貸し出しリスクを防ぐよう銀行を指導していく」方 針を示した。

関係者によれば、銀監会はまた、土地を買い占めたり、意図的に 不動産売却を遅らせていることが発覚した不動産業者への新規融資提 供を中止する措置なども銀行に命じたという。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE