トヨタ株が大幅反発、米リコールの対応策受け見直し買い

トヨタ自動車株が一時、前日比5.8% 高の3650円と大幅反発。同社は1日夜、アクセルペダルの不具合をめ ぐる米国での大規模リコール(無料の回収・修理)の対応策を公表し たことで、問題の先行きに対する過度の不透明感が後退した。午前終 値は5.5%高の3640円。

日興コーディアル証券エクイティ部の西広市部長は、トヨタ株に ついて「リコール対応策の発表を受けた米ADR(預託証書)市場で 上昇した流れや、リコール発表後7営業日続落し、複数のテクニカル 指標が買いサインを示しており、見直されている」との認識を示した。

前日までの過去7営業日の日経平均株価採用銘柄の騰落状況を見 ると、トヨタ株は17.7%下げ、22%下げた日立建機に続いて下落率で 2位。同期間の日経平均下落率は6.1%だった。

トヨタが発表した対応策では、週内に米国内のディーラーでアク セの修理を開始するほか、1日から停止しているリコール対象となっ た「カムリ」など8車種の北米での生産を8日に再開するという。

東海東京調査センターの加藤守アナリストは、対応策について「前 向きに評価して良い」とした上で、「販売再開時期は未定だが、生産が 8日から始まるので、1-2日遅れ程度になるだろう。これで販売停 止が長期化するリスクは遠のいた」と話している。

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