オバマ米大統領:排出権の売却による収入、予算教書に盛り込まず

オバマ米大統領が1日、議会に提 出した2011会計年度(10年10月-11年9月)予算教書では、温暖 化対策の一環として同大統領が支持する「キャップ・アンド・トレード 方式」導入によって見込まれる連邦政府の収入は盛り込まれなかった。

予算教書では、温暖化ガス排出削減や排出権取引市場の構築に関す るプログラムは連邦政府の純益や純損失にはつながらないことが前提と されている。

前年度の予算教書では、排出権を売却した場合の12-19年の収入 として少なくとも6460億ドル(約58兆6000億円)を想定。収入の 一部を、中流家庭を対象とした減税の財源として当てる方針を示してい た。今回の予算教書ではこのような試算は盛り込まれていない。温暖化 対策法案は昨年下院で可決され、上院での審議が難航している。

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