シチズンH株が52週高値、今期業績は大幅上振れの公算

時計大手、シチズンホールディング スの株価が前日比4.4%高の612円まで買われ、52週高値を更新した。 固定費削減効果や在庫調整の一巡から、同社の2009年10-12月期の連 結営業利益が前年同期比65%増となったもよう、と2日付の日本経済 新聞朝刊が報道。今期(10年3月期)業績の上振れ期待が強まった。

日経新聞によると、同社の10-12月期営業利益は45億円前後とな り、直前四半期(7-9月)と比べても51%増となったようだ。給与 カットや設備投資の抑制など固定費削減が貢献した。主力の時計事業も 国内外で出荷は回復基調にあるという。

野村証券の田中誓アナリストは「10-12月期の営業利益はベスト シナリオで40億円程度と予想していた。報道が事実なら、予想以上に グローバルの時計需要が戻っていることになる」と述べた。

同社の第2四半期(4-9月)までの営業利益は17億2700万円、 通期会社計画は前期比3.9倍の55億円。報道通りなら、第3四半期ま でで、会社計画を上回ったことになる。同紙では第4四半期の営業損益 はゼロから若干の赤字が見込まれるようだとしているが、「中国依存度 が高まっていることで例年の季節調整は足元で起きておらず、おそらく 通期業績は会社計画を大幅に上振れそうだ」と田中氏は予想していた。

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