オバマ大統領:NASAの月面探査計画を打ち切り-予算教書

オバマ米大統領は1日公表した 2011会計年度(10年10月-11年9月)予算教書で航空宇宙局(NA SA)予算にブッシュ前政権が打ち出した月面有人探査費を盛り込ま ず、同計画の打ち切りを提案した。代わりに民間企業に一部の宇宙事 業を委託する。

予算教書は20年までに月面有人探査を目指す「コンステレーショ ン計画」について「予算オーバーでスケジュールが遅れており、重要 な新技術への投資が行われず技術革新が欠如していた」と指摘した。

予算教書によると、11年度のNASA予算は前年比1.5%増の190 億ドルで、最終的に深宇宙探査に利用できるロケットシステム開発を 支援する。深宇宙探査に向けて、オバマ大統領はロボット制御の宇宙 船の活用を想定している。

日本やロシア、カナダなどの国と連携して開発された国際宇宙ステ ーション(ISS)への宇宙飛行士の輸送には民間企業の開発したロ ケットが使用され、ISSの運用は20年まで5年間延長される。

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