米企業の社債保証コストが低下-製造業景況感が改善

1日のクレジット・デフォルト・ スワップ(CDS)市場で、北米企業の社債保証コストを示す指標 が低下した。1月の米製造業景況指数がエコノミストの予想以上に 上昇したことで、社債保証コストは4営業日ぶりに低下した。

フェニックス・パートナーズ・グループによれば、北米の投資 適格級企業125社で構成するマークイットCDX北米投資適格指数 (シリーズ13)のスプレッドはニューヨーク時間午後4時1分(日 本時間2日午前6時1分)現在、2.5ベーシスポイント(bp、1 bp=0.01%)低下の94.5bp。スプレッド低下は投資家心理の 改善を示す。

先週は欧州の財政赤字問題や米国の銀行規制、中国の与信引き 締めをめぐる懸念でマークイット指数は7週間ぶりの高水準に上昇 した。この日は、米供給管理協会(ISM)の製造業景況指数が2004 年8月以来最大の上昇となったことで、こうした懸念を払しょくす るのに寄与した。昨年の社債相場が過去最高の上昇を示したことに 伴い、投資家は社債投資に消極的になっている。

シティグループの信用ストラテジスト、ミハイル・フォー氏は 「誰もパニックには陥っていない」が、投資家は「若干慎重だ。わ れわれが話をした多くの人は、投資に振り向ける十分な資金はある が、当面は様子見したいと語っている」と指摘した。

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