ブラジル株:ボベスパ指数は過去1カ月で最大の上げ、レアル急伸

1日のブラジル株式市場では、指 標のボベスパ指数が過去1カ月で最大の上昇を演じた。サトウキビ 加工最大手のコザンSAインダストリア・コメルシオが英蘭系ロイ ヤル・ダッチ・シェルとブラジル資産を統合すると発表したことや、 ブラジル企業の利益が予想を上回るとのクレディ・スイス・グルー プの予測が好感された。通貨レアルは昨年10月以降で最大の上昇。

コザンは11%高と、ボベスパ指数構成銘柄の上昇率トップ。同 社とシェルはブラジルのエタノール、砂糖、流通関連の資産を統合 する計画を発表した。資産規模で中南米最大の銀行、ブラジル銀行 は過去3カ月で最大の上げ。同行は年金基金関連で2009年純利益 が16億レアル増加する見通しを示した。レアルはゴールドマン・ サックス・グループの買い推奨を手掛かりに上昇した。

レメ・インベスチメントスで4000万ドル相当の運用に携わるジ ョアン・ペドロ・ブルジェル氏は「コザンとシェルのニュースは良 い相乗効果があり、極めて好材料だ」と述べ、「良い1週間になり そうだ。反発する可能性があるようだ」と語った。

ボベスパ指数は前週末比1.8%高の66571.74と、1月4日以来 最大の上昇。同指数構成銘柄のうち上昇したのは52銘柄、下落し たのは10銘柄。米供給管理協会(ISM)が発表した1月の製造 業景況指数が予想を上回るとともに、2004年8月以来の高水準と なったのを受け、ボベスパ指数は一段高となった。BM&Fボベス パ小型株指数は同1.2%高の1143.02。

レアルは2.5%高の1ドル=1.8482レアルと、昨年10月29日 以来最大の上昇を演じた。ゴールドマンは、1月に主要通貨で最悪 の下げを記録したレアルがブラジルの力強い経済成長を背景に反発 すると予想し、レアル買いを投資家に推奨した。

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