仏プジョー:独シェア拡大計画に打撃-トヨタ合弁生産車リコールで

フランスの自動車メーカー、プジョ ー・シトロエン・グループ(PSA)は、トヨタ自動車と合弁生産し た乗用車のリコール(無料の回収・修理)を発表したことによって、 ドイツでの市場シェア拡大といった欧州戦略の柱が脅かされている。 同社は、要求水準が高いドイツ消費者に対し、プジョー車が品質面で ドイツ国内ブランドに劣らないと訴える戦略をとってきた。

キャンター・フィッツジェラルドのチーフグローバル株式ストラ テジスト、スティーブン・ポープ氏(ロンドン在勤)は、プジョーが アクセルペダルに不具合が生じる可能性があるとして計9万7000台 の「シトロエンC1」と「プジョー107」のリコールを発表したことは、 ドイツの市場シェアのさらなる拡大を図った同社にとって難題となる と指摘。「リコールはドイツでの完全な挫折だ。プジョーは後退を余儀 なくされる」と説明した。

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