中国:資源への投資を増加へ-自動車、住宅販売の急増に対応

世界最大の金属消費国である中国 は資源投資を増やす計画だ。同国は2009年には、経済成長に伴う鉄 鉱石や銅、原油の需要急増を受けて、過去最高となる320億ドルを資 源投資に費やした。

米銀JPモルガン・チェースの中国株式・商品部門のジン・ウル リッヒ会長(香港在勤)は、中国企業は鉄鉱石や石炭、原油、銅、金 といった資産への投資に向かうようになるとの見方を示した。

昨年は中国五礦集団や中国石油化工を中心とする中国企業がオー ストラリアの亜鉛鉱山やナイジェリアの油田、フィリピンの金鉱床な どを相次いで購入した。中国は資源を所有することにより、価格のコ ントロールが容易になり、英・豪系鉱山大手BHPビリトンなどへの 依存度を軽減できるようになる。

中国五礦開発部のファン・ドンメイ氏は北京から電話インタビュ ーで、「今年もまだ国外での買収や合併の機会は多くあるが、資産価値 はこれまでよりずっと高くなるだろう」と指摘。「数件の案件を検討 している」と加えたが、詳細には触れなかった。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE