欧州債:独10年債、一時6週間ぶり低利回り-償還・利払いが支援

欧州債市場では、ドイツ10年債 利回りが一時、6週間ぶり低水準となった。大規模な国債入札が予定 されているものの、今週の国債償還や利払いに伴う国債市場への資金 流入の観測が支援要因となった。

独2年利回りは年初来の最低水準まで4ベーシスポイント(bp、 1bp=0.01%)に迫った。コメルツ銀行の金利ストラテジスト、デ ービッド・シュノーツ氏(フランクフルト在勤)によれば、ユーロ圏 の各国政府は今週、460億ユーロの償還金支払いと利払いを行う一方 で、約240億ユーロ相当の国債入札を実施する。

RIAキャピタル・マーケッツの債券ストラテジスト、ニック・ スタメンコビッチ氏は「リスク市場の根本的なセンチメントは極めて 不安定であるほか、償還がドイツ債などの国債市場を支えている」と 語った。また、「先週、周辺国の上乗せ利回りが著しい拡大圧力を受け たため、市場は小休止している」と述べた。

ロンドン時間午後3時58分現在、独10年債利回りは3.19%と、 前週末からほぼ変わらず。一時は先月21日以来の最低となる

3.17%まで下げた。同国債(表面利率3.25%、2020年1月償還) 価格は前週末比0.15ポイント上げ100.60。独2年債利回りは

1.11%。低下幅は1bp未満だった。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE