ゼーリック世銀総裁:世界経済の回復は「ぜい弱」-持続性が必要

世界銀行のゼーリック総裁は、世界 経済の回復が妨げられることを避けるため、政策当局者に対して規制強 化の必要性と銀行による融資拡大のバランスを図るよう求めた。

同総裁は先月29日、コートジボワールの商業中心地アビジャンで 行われたインタビューで、「脆弱(ぜいじゃく)な時期が続いている」 と指摘。「回復を当然と考えず、下振れリスクを防ぎ、回復の強さの維 持に努めることが重要だ」と語った。

また、「将来的な問題を防ぐための規制管理の行使と、金融機関が 健全性を取り戻すことを同時に目指している」とした上で、「金融機関 による融資を促したいが、金融機関たたきを行っている場合には前向き の行動を取らせることが難しいのが問題の1つだ」と述べた。

ゼーリック総裁は、いくつかの国では刺激策が年央には終了すると 予想。一部の東アジア諸国では大量の流動性が資産バブルのリスクを高 めるなどと警告した。同総裁は各国政府に対して、「回復の維持」に努 めるよう求めた。

さらに、「危機の期間を脱したことは朗報だ」としつつも、「何事 も当然と考えるべきではなく、こうした状況下では資金調達ができれば 新興国が主要な需要の源泉となり得るため、重要な役割を担う可能性が ある」との見方を明らかにした。

-- With assistance from Erik Schatzker, Simon Kennedy, Christine Harper, Jana Randow and Aaron Kirchfeld in Davos. Editors: Brendan Murray, Christopher Wellisz

--* 参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 若林 有紀 Yuki Wakabayashi +81-3-3201-2263 Ywakabayash1@bloomberg.net 記事に関する記者への問い合わせ先: Sandrine Rastello in Washington at +1-202-654-4318 or srastello@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Chris Wellisz at +1-202-624-1862 or cwellisz@bloomberg.net

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE