トヨタ:1月の販売順位下落も-「ウッズ選手に似ている」の声

世界最大の自動車メーカー、ト ヨタ自動車は、1月の米自動車市場シェアで順位を落とした可能性 がある。リコール(無料の回収・修理)による8車種の販売停止や 世界的な対象拡大が響き、回復しつつある需要を生かすことは困難 なもようだ。

ブルームバーグがまとめたアナリスト5人の予想によれば、ゼ ネラル・モーターズ(GM)とフォード・モーター、クライスラ ー・グループの米大手3社の1月の販売台数はそろって前年同月比 で増加したとみられる。米自動車調査会社エドムンズ・ドット・コ ムは、トヨタの販売台数が前年同月比4.6%減となり、米市場シェア は2006年3月以来の低水準になったとの見通しを示した。

トヨタは、アクセルペダルの不具合問題でのリコールで、1月 最後の5営業日は販売活動ができなかった。

IHSグローバル・インサイトのアナリスト、レベッカ・リン ドランド氏は、「米プロゴルフ協会(PGA)ツアーに出場してい ないタイガー・ウッズに少し似ている。1位の選手が突如としてラ インアップの7割を販売できなくなったのだ」として、他メーカー に機会が与えられたとの見方を示した。

1月の業界全体の乗用車とライトトラックの販売台数は、アナ リスト8人の予想平均(季節調整済み・年率換算)で1050万台が見 込まれている。予想通りであれば、05年以降初めて3カ月連続で前 年同月水準を上回ることになる。

アナリスト5人の予想によれば、1月の販売台数はGMが前年 同月比16%増、フォードが34%増、クライスラーが3.3%増となる 見込み。

エドムンズ・ドット・コムの推計では、ホンダが11%増、日産 自動車が23%増、ヒュンダイモーターカンパニー(現代自動車)は

7.4%増。

米自動車業界分析会社オートデータによると、トヨタの09年通 年の米市場シェアは2位で17%。首位はGMで19.9%、3位はフォ ードで16.1%だった。

1月の米自動車販売は2日に発表される。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE