小沢氏:刑事責任問われたら進退判断-政治資金事件

民主党の小沢一郎幹事長は1日午 後、党本部での定例記者会見で、政治資金規正法違反で元秘書らが 逮捕された事件に関連し、自身も刑事責任を問われた場合は「非常 に責任が重い」として、進退も含めて判断する考えを示した。東京 地検特捜部から1月31日、2度目の聴取を受けたことも明らかにし た。聴取は3時間余りで、事実関係を包み隠さず述べたという。

小沢氏は会見で、自らが刑事責任を問われた場合に進退を問う 声が上がっていることについて「わたし自身が刑事責任が問われる ことになれば、非常に責任が重い」と述べた。その上で、「わたしは、 ヤミ献金とか裏金とか、不正な資金は一切受け取っていないので、 刑事責任を問われるという事態は想定していない」とも指摘した。

一方、鳩山由紀夫首相は同日午後、官邸で記者団に対し、進退 に関する小沢氏の発言について「問われればという前提の中で話を されたこと。ご本人が判断されることだ」と述べるにとどめた。

東京地検特捜部は1月15日から16日にかけて、元秘書の石川 知裕衆院議員ら3人を政治資金規正法違反の容疑で逮捕。23日には 小沢氏自身からも事情聴取した。小沢氏自身はこれまでも関与を否 定し続けている。

1日付の毎日新聞朝刊が公表した同社の世論調査結果(1月30、 31 両日実施)では、石川衆院議員が起訴された場合に小沢氏は「辞 任すべき」との回答が76%に達した。鳩山由紀夫内閣の支持率は 50%で前回(12月19、20日)から5ポイント下落したという。

平野博文官房長官は1日午後の会見で、小沢氏の問題が政権の マイナスイメージにつながっているとの見方については「いろんな 部分はあるのかもしれないが、わたしが今、そのことについて答え る立場にはない」と述べた。「ただ、世論調査に数字で現れるという ことについては謙虚に受け止めなければいけない」とも語った。

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