日航会長:国際線は残して再生へ、提携問題は早期に結論

会社更生法で再建中の日本航空の稲 盛和夫会長は1日の就任会見で、経営悪化の要因の一つとされる国際 線に関して、これがないと「日航のイメージはわかない」とし、内外 路線を含めた再生に取り組むと強調、安全を最優先して無駄を削減し て黒字体質にする考えを示した。

外資との提携問題については「なるべく早急に、早い段階で結論 を出さなければならない」と述べながらも、いま詳細は言えないと語 った。日航は現在、アメリカン航空率いるワンワールドに加盟。スカ イチーム中核の米デルタ航空はアメリカンと日航の争奪戦を繰り広げ ている。

一方、大西賢社長兼最高執行責任者(COO)は外資との提携問 題について、早期に決める必要があるとしながらも、現時点では白紙 の状態で、新体制で詰めていると語った。

また、稲盛会長は「再生計画を実行に移せば確実に再建は可能だ」 とし、早期再生に意欲を示し、「日航再建は低迷する日本経済の活性化 にも寄与する」と語った。

さらに、稲盛会長は「再生に向け、どうしても売上高の増加は必 要」とし、運航路線削減による収益との関連についての具体的な事業 計画についてはこれからと述べるにとどめた。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE