トヨタのペダルメーカー、米CTSが矢面に-リコール拡大で

トヨタ自動車からアクセルペダルの 品質で過去3回表彰を受けた米電子部品メーカーのCTSがここにき て、トヨタによる世界で約410万台のリコール(回収・無料の修理) 問題で矢面に立たされている。

トヨタが1月21日、アクセルペダルの動きが悪くなる恐れがあ るとして米国でのリコールを発表した後、ペダルメーカーとしてCT Sの名前が特定された。トヨタは先週、販売停止を発表しており、C TSへの注目が高まっている。CTSは29日、同社部品の取り上げ 方に「深い懸念」を表明した。

自動車メーカーは通常、リコールで部品メーカー名などの詳細を 表に出さないため、今回のように納入業者が注目を浴びるのは異例。 ゼネラル・モーターズ(GM)とフォード・モーターは昨年11月、 GMとフォードの米工場閉鎖につながった部品不足の原因が自社にあ るとインドのリコ・オート・インダストリーズが発表するまで、部品 メーカー名の特定を控えていた。

コンサルタント会社IHSグローバル・インサイトのアナリスト、 レベッカ・リンドランド氏は「CTSは守勢に立たされており、責任 追及が行われているのは明らかだ」と述べ、「CTSはいけにえの子 羊にされたようだ」との見方を示した。

トヨタはリコールで生産停止となった北米5工場の再開と、販売 された車種用の代替部品の調達を引き続き最優先するとしており、突 然加速する不具合の責任を追及することを優先してはいないとの見解 を表明している。

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