欧米の航空部品各社:中国商用飛機の受注獲得に躍起-成長市場狙う

シンガポールで2日に開幕する航空 ショーでは、中国の旅客機ビジネスの将来像が示される。米ゼネラル・ エレクトリック(GE)やロックウェル・コリンズ、英GKNの航空 部品各社は、世界の主要航空市場で成長が最も速い中国での事業に乗 り遅れまいと躍起だ。

中国の旅客機メーカー、中国商用飛機はシンガポール航空ショー で、米ボーイング「737」型機や欧州のエアバス「A320」型機に対抗 する目的で設計された座席数168の「C919」を展示する。この旅客機 に部品を供給する企業としては、これまでのところGEと仏サフラン のエンジン合弁会社が大手として唯一、100億ドル(約9000億円)の 契約を獲得しただけだ。

サフランによれば、中国政府が支援する中国商用飛機は、今後20 年間にC919を約2000機生産する計画で、世界市場のシェア10%を占 める見通し。中国政府による旅客機発注で国内での成功は約束されて いる。

操縦パネルや電子通信機器などを製造するロックウェルのクレ イ・ジョーンズ最高経営責任者(CEO)は、「ある時点で航空機供給 の先頭集団に中国が入ることを信じて疑わない」と指摘。「誰もが将来 の重要な市場として中国をみており、同市場での事業を望んでいる」 と語った。

C919は2014年に初飛行を計画しており、その2年後から商業運 航を開始する予定。中国はC919用のエンジンや部品、機器に最先端 技術を取り込むため、海外の部品会社の協力を望んでいる。

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