香港で巨大バブルのリスク、過剰流動性と低金利で-HKMA

香港金融管理局(HKMA、中央 銀行に相当)の陳徳霖(ノーマン・チャン)総裁は1日、香港では 低水準の政策金利と過剰流動性が物価を押し上げており、資産市場 はバブル形成の脅威に直面していると語った。

陳総裁は議会で、「潜在的リスクは極めて大きい」と指摘。一方、 各国・地域で金利引き上げが始まれば資本が動き出すとして、将来 的な「資本の流れの逆転」で不安定化のリスクも香港は抱えている との認識を示した。

世界的な低金利が長期間持続することはあり得ないとも陳総裁 は指摘した。HKMAによれば、香港への資本流入は昨年12月まで の5四半期で6400億香港ドル(約7兆4500億円)に達した。株式 発行による資金調達が流入増の主な要因という。

HKMAは2008年12月以降、政策金利を過去最低の0.5%に 据え置いている。低い住宅ローン金利や中国本土からの住宅購入増 に伴い、香港の住宅価格は昨年29%値上がりした。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE