中国株(午前):上海総合指数、ほぼ4カ月ぶり安値-引き締め懸念で

1日午前の中国株式相場は下落し、 上海総合指数はほぼ4カ月ぶりの安値を付けた。中国で1月の製造業 活動が拡大する中、政府が景気過熱を防止するため追加措置を講じる との懸念が高まった。

上場鉄鋼メーカーで中国2位の河北鋼鉄(000709 CH)は3.3% 安。中国人民銀行(中央銀行)の朱民副総裁が、同国政府は鉄鋼を含 む産業セクターの過剰生産能力の抑制に向けて新たな措置を計画して いると発言したことが嫌気された。江西銅業(600362 CH)は3%強、 中国アルミ(チャルコ、601600 CH)は4%余り値下がりした。中国 神華能源(601088 CH)は石炭株の下げを主導した。秦皇島の石炭市 場の現物価格が下落したほか、業績低迷が手掛かりとなった。

広発基金管理の資産運用担当者、陳仕徳氏(広州在勤)は「経済 統計は依然としてかなり強く、市場参加者はその内容を過剰に解釈し ている」と指摘。「良い内容の経済指標が出てくる限り、政府の引き締 め懸念や観測は一段と高まるだろう」と語った。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の両方に連動す る上海総合指数は、現地時間午前11時半(日本時間午後零時半)現 在、前週末比57.06(1.9%)安の2932.23。このままいけば、終値 ベースでは昨年10月12日以来の安値となる。上海、深セン両証取の A株に連動するCSI300指数は前週末比2%安の3139.12。

--Zhang Shidong. Editor: Allen Wan

参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 関根裕之 Hiroyuki Sekine +81-3-3201-7850 hsekine@bloomberg.net Editor:Masami Kakuta 記事に関する記者への問い合わせ先: Zhang Shidong in Shanghai at +86-21-6104-7014 or szhang5@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Linus Chua at +65-6212-1530 or lchua@bloomberg.net

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