東芝株は9カ月ぶりの下落率、通期売上高予想を減額

:半導体国内最大手の東芝株が急落。 日中下落率では昨年4月20日(7.8%下落)以来、約9カ月ぶりの大 きさを記録した。前週末1月29日の決算発表時に、今期売上高予想を 従来から4000億円減額し、前期比3.8%減の6兆4000億円とこれま での2.2%増益からの下方修正を発表したことを受けた。

株価は売り気配で始まった後、取引成立後は下げ幅を拡大して一 時前日比7%安の462円と昨年12月1日以来、2カ月ぶりの安値水準 に沈んだ。午前終値は5.6%安の469円。出来高は東証1部3位、売 買代金は同5位。

利益予想は据え置いたものの、マッコーリー証券のアナリスト、 ダミアン・トン氏は「市場は上方修正を期待していた。フラッシュメ モリーの改善も期待していたほどスピーディでなかった」と話した。

東芝の第3四半期(2009年10-12月期)連結純損益は106億円 の赤字と、前年同期の1211億円の赤字から損失が大きく縮小。半導体 部門では、主力のフラッシュメモリーの需要増加や価格安定などが奏 功し、47億円の営業黒字と2期連続で黒字を達成した。

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