新光電株が大幅高、ゲーム向けICパッケージ好調-業績急回復期待

半導体パッケージ大手の新光電気工 業株が大幅高。09年4-12月期決算で、経費削減が進んでいることが 確認された。ゲーム用などのMPU(超小型演算処理装置)向けIC パッケージも好調なことから、今期(2010年3月期)業績の上ぶれ期 待が強まっている。

同社株は前週末比4.5%高の1279円で午前取引を終了し、東証1 部の上昇率ランキングで15位。一時は同6.5%高の1304円と、1月15 日以来半月ぶりに投資家の短期売買コストを示す25日移動平均線 (1304円)を回復した。

新光電工が1月29日の取引終了後に公表した09年4-12月期の 連結純損益は、前年同期の12億円の赤字から15億円の黒字に浮上した。 企業のIT投資抑制や個人消費低迷などにより、売上高は同25%減と 落ち込んだものの、全社的な経費削減や生産性向上への取り組みが寄与 した。

同社経営企画室長の清野貴博氏はこのほか、主力のICパッケージ で「利益率の高いゲームやパソコン向けのMPUの販売が好調だった」 ことも利益押し上げの要因として挙げた。

会社側は今期(10年3月期)業績予想を据え置き。連結純利益は 17億円を見込む。ブルームバーグ・データに登録されたアナリスト16 人の同予想平均値は26億円。予想最高値は37億円で、前期実績の60 億円の赤字から急回復が見込まれている。

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