日ユニシス株が急落、IT投資抑制響き業績予想を下方修正-減配も

情報システムを手がける日本ユニシ スの株価が大幅続落。景気低迷を背景とした企業のIT(情報技術)投 資抑制傾向が続き、システム構築などの売り上げが不振、今期(2010 年3月期)業績は従来予想を下回る見通しとなった。期末配当計画も減 額され、収益環境の厳しさを意識した売りがかさんでいる。

株価は前週末比11%安の609円まで下げ、2009年3月19日(安値 605円)以来およそ10カ月半ぶりの安値を付けた。

日ユニシスが1月29日に発表した業績予想修正によると、今期の 連結純利益は従来予想を55億円下回り、21億円になる見通し。前期は 88億円の赤字だった。業績不調を理由に、期末配当予想も従来の7円 50銭から2円50銭へ引き下げた。

同社広報部の小林隆氏によると、各種コストの削減を進めたが、シ ステム構築の需要が低迷、ハードウエア、ソフトウエア両面の製品販売 も振るわず、売り上げの減少が想定を大きく上回るという。「金融業界 向けは想定より底堅く推移するものの、為替の円高で厳しい収益環境に 置かれている輸出関連の製造業からの受注が落ち込んでいる」と、同氏 は話していた。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE