堀場製株が2カ月ぶりの上昇率、半導体システム機器改善-業績上振れ

独立系分析機器大手の堀場製作所の 株価が2009年12月1日以来、約2カ月ぶりの上昇率を記録した。半導 体システム機器の急速な収益改善を理由に、前期(09年12月期)業績 が従来計画を上回る見通しとなり、業績悪化への警戒感が和らいだ。

株価は買い気配で取引を開始、前週末比4.2%高の2256円で売買 が成立した。その後も買いが優勢で、5.6%高の2287円まで上昇した。

同社が29日に発表した前期業績計画の修正によると、連結純利益 は32億円になったもようで、前回予想の14億円の2.3倍になる。前の 期の実績は60億円。

同社IR担当の上杉英太氏は、第3四半期(09年7-9月)末以 降の半導体製造装置の急速な需要回復により、「半導体システム機器部 門の赤字幅が縮小した」と語った。為替差益の発生も利益を押し上げた という。

ブルームバーグ・データにある担当アナリスト8人の前期の連結純 利益の予想中央値は17億円だったため、もともと会社側の従来計画を 上回るとの見方は強かったが、修正数字はそれを大きく上回った。ゴー ルドマン・サックス証券は31日付で、目標株価をこれまでの2400円か ら2600円に引き上げた。

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