米財務省:1-3月純借入必要額を3920億ドルに下方修正

米財務省は1-3月期の純借入 必要額の予想を860億ドル(約7兆8000億円)引き下げた。金融 安定化策に基づき公的支援を受けた金融機関からの資金返済が理由。

財務省の1日の発表資料によると、1-3月期の純借入必要額 の予想は3920億ドル。11月時点の予想は4780億ドルだった。4 -6月期の純借入必要額は2680億ドルと予想している。昨年10- 12月期の借入額は2600億ドルと、予想していた必要額の2760億 ドルを下回った。

経済はリセッション(景気後退)から回復しつつあるものの、 米財政赤字は今年、過去最高の1兆6000億ドルに達する見通し。 ホワイトハウスは1日、今年の成長率は2.7%、失業率は平均10% と予想した。

クルーガー財務次官補(経済政策担当)は発表資料で、「雇用 市場が引き続き主要な懸案事項だ」と指摘。「直近の経済成長率は 予想を上回っており、回復が一直線には進まないことをあらためて 示した」と述べた。

財務省が今回示した純借入必要額の予想には、米連邦準備制度 理事会(FRB)向け補完融資制度(SFP)の50億ドルが含ま れる。財務省は債務上限に近づくことを避けるため、昨年9月にS FPを2000億ドルから150億ドルに圧縮した。複数の財務省当局 者によると、これをさらに縮小したのは債務限度に達するのを回避 するためという。

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