ブラジル株:堅調、利益成長期待で小売株など高い-通貨レアル下落

30日のブラジル株式相場は、主 要株価指数が前週末比ほぼ変わらずとなったものの、小売株と住宅建 設株は上昇した。景気加速で来年の企業収益が拡大するとのアナリス ト予想や、アラブ首長国連邦(UAE)による銀行支援を受けた新興 国相場の持ち直しが背景。

衣料小売りのロジャス・レナーは3%高。JPモルガン・チェー スは力強い利益成長見通しで「内需関連株を重視している」ことを明 らかにした。住宅建設株はロッシ・レジデンシアルやシレラ・ブラジ ル・リアルティ主導で上昇した。鉄鉱石生産のMMXミネラソン・エ・ メタリコスは2.9%高。中国3位の鉄鋼メーカーの武漢鋼鉄による4 億ドルの出資合意が好感された。

イタウ・ウニバンコ・ホールディングの資産運用部門のファンド マネジャー、ギリェルメ・レブカス氏は「これからは好業績が上昇を けん引するだろう」と述べ、「海外の問題はまだ解決されていないた め、乱高下はあるだろう」と語った。

ボベスパ指数は前週末比37.7ポイント安の67044.44。鉄鉱石 生産最大手ヴァーレの下げが影響した。同指数構成銘柄で値上がりし たのは33銘柄、値下がりは27銘柄。BM&Fボベスパ小型株指数は

2.1%高の1118.99。通貨レアルは0.8%安の1ドル=1.7557レア ル。

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