NY銅先物:上昇、ドル安が手掛かり-ドバイのデフォルト懸念後退で

30日のニューヨーク銅先物相 場は上昇した。ドバイのデフォルト(債務不履行)懸念が後退した ことから安全資産に対する需要が減り、ドルが下落したことが手掛 かりとなった。

主要6通貨のバスケットに対するドル指数は一時0.7%下げ、 ドル以外の通貨で取引する市場参加者にとってドル建て金属価格の 割安感が強まった。27日の銅相場は、590億ドル(約5兆1000億 円)の負債を抱えるドバイ首長国政府系持ち株会社、ドバイ・ワー ルドが債務返済の繰り延べを要請したことを受けてほぼ1カ月ぶり の大幅安となっていた。

ヘリテージ・ウエスト・フューチャーズのアナリスト、ラルフ・ プレストン氏(サンディエゴ在勤)は「銅の強気派はきょう、ドル 安を手掛かりにしている」と指摘。「市場は強気だ。終値で3.20ド ルを上回れば、相場は3.25-3.30ドルの取引レンジに向け勢いづ くだろう」と語った。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のCOMEX部門の銅 先物相場3月限終値は前週末比5.15セント(1.6%)高の1ポン ド=3.177ドル。中心限月の月間上昇率は7.5%となり、年初から は2倍余り値上がりしている。

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