中国株(終了):反発、政府が景気刺激策の維持表明-消費関連が高い

中国株式相場は上昇。週間ベース で3カ月ぶりの大幅な下落率となった先週末から反発した。同国政府 が来年も景気刺激策を維持すると表明したことが好感された。

消費関連株が指数の上昇をけん引した。家電小売りで中国最大手 の蘇寧電器(002024 CH)は7%高と、4月20日以来の大幅な上昇率 となった。時価総額で同国最大の酒造メーカー、貴州茅台酒(600519 CH)は5.3%高。国内自動車最大手、上海汽車集団(SAICモータ ー、600104 CH)も大幅高。政府が自動車販売向け税優遇措置を延長す る可能性があると上海証券報が報じたことが手掛かり。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の双方に連動す る上海総合指数は、前週末比99.04ポイント(3.2%)高の3195.30 と、10月9日以来の大幅な上昇率となり、月間ベースでも3カ月連続 上昇した。先週は銀行の増資懸念を背景に1週間で6.4%下落してい た。上海・深セン両証取のA株に連動するCSI300指数は、前週末 比3.8%高の3511.67。

上海証券報が、上海証券取引所の当局者が株価指数先物の導入に 向けて機は「熟している」と発言したと報道したことを受け、証券株 も買われた。中国最大の証券会社、中信証券(Citic証券、600030 CH)は6.9%高。2位の海通証券(600837 CH)は10%高だった。

交通銀行シュローダー・ファンド・マネジメントのポートフォリ オマネジャー、ミッシェル・チ氏(上海在勤)は、「投資家は政策の焦 点が変わらず、引き続き成長と内需促進に重点が置かれたことに安心 している」と指摘した。

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