米自動車販売:11月は1050万台の見込み-8月に続き前年上回る公算

米国の11月の自動車販売台数は 8月に続いて前年同月を上回り、自動車業界が回復し始めた兆候が示 される可能性がある。

ブルームバーグがアナリスト7人を対象にまとめた予想平均によ ると、11月の自動車(乗用車・ライトトラック)の販売台数(季節調 整済み)は年率1050万台となる見込み。昨年11月は1017万台と、月 間ベースで昨年の最低だった。

11月の販売台数が前年同月を上回れば、政府の販売奨励策がない 月としては今年初めてとなる。販売台数が今年最高の年率1409万台に 増加した8月は、7月27日-8月24日に実施された奨励策に支えら れた。今年の最低は2月の911万台。

コンサルティング会社CSMワールドワイドのアナリスト・ジョ ー・バーカー氏は「自動車市場は底打ちし、安定局面に入ったが、来 年7-9月ないし10-12月期まで次の回復の段階に達することはな いだろう」との見通しを示した。

ブルームバーグがアナリスト5人を対象にまとめた予想平均によ ると、メーカー別の11月の販売台数は、ゼネラル・モーターズ(GM) が前年同月比5.8%増、フォード・モーターが4.1%増、クライスラー・ グループが27%減の見込み。

アナリスト2人の予想によれば、日本勢は、日産自動車が8.5% 増、トヨタ自動車が4.5%増、ホンダが1%未満の増加になるとみら れている。市場調査会社エドマンズ・ドット・コムによると、韓国の ヒュンダイモーターカンパニー(現代自動車)は37%増の見込み。

アナリストの予想は、今年11月の販売日数が昨年11月よりも2 日少なかったことを考慮して調整されている。

CSMのバーカー氏によると、自動車販売台数は来年1-3月期 いっぱい年率約1050万-1100万台で推移する見通し。失業率の高さ や消費者信用の逼迫(ひっぱく)などの逆風が今後もショールームの 客足の妨げになるとみられる。

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