ブラジル中銀総裁:ドバイ危機は警鐘、金融問題発生の可能性を示唆

ブラジル中央銀行のメイレレス 総裁は28日、アラブ首長国連邦(UAE)ドバイ首長国の債務危機 について、世界市場でさらに金融問題が発生し得るという見通しを 裏付けるものだと指摘した。

メイレレス総裁はサンパウロで開かれたイベント後に記者団に 対し、「これは警鐘だ。今後問題になるため、行き過ぎた熱狂を回避 する必要がある」と述べ、「行き過ぎた熱狂は調整時の過剰反応につ ながる」と指摘した。

ドバイ政府系持ち株会社ドバイ・ワールドの返済繰り延べ要請 をきっかけに、新興市場資産を避ける動きが広がり、ブラジル株の 指標のボベスパ指数は26日、2.3%下落した。27日は1%高の

67082.15で終了。

同総裁はさらに、「世界の金融システムは危機時に発生した損失 をまだ吸収しきれていない」とし、「世界の景気回復はまだ不確実性 を突きつけている」と指摘した。同総裁は27日、ブラジルの銀行は ドバイに対するリスク債権を持たないと述べていた。

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