インド:ドバイの債務返済繰り延べ要請で自国経済への影響を調査

インド準備銀行(RBI、中央銀 行)のスバラオ総裁は、ドバイが債務返済の繰り延べを要請したこと について、インド経済への影響を調査していると語った。インドは海 外出稼ぎ労働者の本国への送金額が世界で最も多い。

インド政府の統計によれば、同国民の約450万人が中東湾岸地域 で生活または働いており、同地域からインドへの送金額は年間100億 ドル(約8660億円)を超える。同国南部ケララ州のトマス・アイザッ ク財務相は、金融混乱で送金に影響が出る恐れがあるとの見方を示し た。インドの海外出稼ぎ労働者のうち、2005年は同州が約4分の1を 占めた。

アイザック財務相は「ドバイの不動産と金融市場が今後深刻な悪 化に見舞われ、送金や雇用に影響が出る公算が極めて大きい」と指摘。 中東からの送金はケララ州経済の約25%を占めるという。

世界銀行によれば、インドの海外出稼ぎ労働者の本国送金は昨年 520億ドルと世界最大。中国は490億ドルだった。

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