米ボラティリティ指数が今月最大の上昇、ドバイの返済猶予要請で

27日の米国株式市場では、 株価の予想変動率の指標であるシカゴ・オプション取引所(CB OE)ボラティリティ指数(VIX)が今月最大の上昇を記録した。 アラブ首長国連邦(UAE)ドバイ首長国の政府系持ち株会社ド バイ・ワールドが大半の債務の返済繰り延べを要請したことがき っかけ。

VIⅩ指数は21%上昇し24.74で終了。一時は10月30日 以来最大の上昇となる27%高まで急伸した、今週は11%上昇 し、週間ベースでは10月30日以来のプラス。同指数は、S& P500種株価指数の下落に備えた保険として利用されるオプシ ョンのコストに連動する。S&P500種は27日、前日比1.7%安 で終了。

VIXオプションのプライマリー・マーケットメーカー(値付 け)、グループ・ワン・トレーディングのスペシャリスト、ドミニク・ サルビノ氏はCBOEの立会場でインタビューに応じ、「市場は まだ憶病になっている」と述べた。

ドバイ・ワールドの返済猶予要請を受けて世界の株式相場 は2日間にわたり下落した。欧州株オプションの指標のⅤストッ クス指数は26日、28%高と、2008年10月18日以来最大の 上昇を演じた。

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