ブラジル株(27日):反発、ドバイの信用不安が緩和

27日のブラジル株式相場は 反発した。前日の急落の引き金となったドバイ首長国政府系持ち 株会社の債務不安について、影響は同国に限定されるとの見方 が浮上したため。

木製パネルメーカーのファトル・コレトーラが家具減税から恩 恵を受けるとの見方を示したことから、建材メーカーのデュラテッ クスは最高値更新。予想を下回るインフレ率受けて金利先高観が 後退したことから、コンパニア・ブラジレイラ・デ・ディストリブイサ ン・グルーポ・パン・デ・アスカーなど小売り株も堅調。

指標のボベスパ指数は前日比1%高の67082.15。前日はド バイの債務不安で新興市場国資産を回避する動きが強まり、同

2.3%安と過去2週間で最大の下げを記録していた。

レメ・インベスティメントスのチーフ株式ポートフォリオ・マネジ ャー、ジャヌアリオ・オスティン・ジュニア氏は「27日の市場では、 状況は当初考えられていたほど悪くはなく、デフォルト(債務不履 行)が多発する可能性があまりない、単発的で地域的なものかも しれないと解釈された」と指摘。その上で「まだ状況を注視してい く必要がある。ドバイの信用不安は、われわれが危機から完全に 自由になったわけではないことを投資家に再認識させているため だ」と語った。

通貨レアルは前日比0.4%高の1ドル=1.7408レアル。

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