カナダ・ドル(27日):下落、ドバイ債務問題でリスク回避姿勢

27日の外国為替市場では カナダ・ドルが約3週間ぶりの安値を付けた。アラブ首長国連邦 (UAE)ドバイ首長国の政府系持ち株会社による債務返済猶 予要請を受けて投資家の間に動揺が走り、資源国通貨などを 含む高利回り資産への投資を縮小する動きが広がった。

カナダ・ドルは主要16通貨のうち9つの通貨に対して下落 した。一方、米ドルは16通貨のうち12通貨に対して上昇。カ ナダ最大の輸出品である原油も値下がりした。

トロント・ドミニオン銀行のチーフエコノミスト兼金利ストラテジ スト、エリック・ラッセルズ氏は「リスクのある取引は論外に置か れた」と述べ、「カナダ・ドルは米ドルへの資金還流や商品相場 安から痛手を受けている」と指摘した。

カナダ・ドルはトロント時間午後4時41分(日本時間28日 午前6時41分)現在、1米ドル=1.0626カナダ・ドル(1カナダ ・ドル=0.9411米ドル)と、26日の1.0589カナダ・ドルから

0.3%下落。一時は1.0749カナダ・ドルと、11月9日以来の安 値を付けた。

カナダ国債相場は小動きで、2年物国債(表面利率1.25 %、2011年12月償還)の利回りは1.12%。一時は1.09%と、 5月8日以来の低水準を付けた。価格は100.27カナダ・ドル。 10年物国債利回りは1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%) 上昇し3.22%。

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