欧州債(27日):ほぼ変わらず、ユーロ景況感改善で上げを消す

欧州債市場ではドイツ国債相 場がほぼ変わらず。アラブ首長国連邦(UAE)ドバイ首長国の政府 系企業が債務返済の延期を求めたことが投資家心理に影響を及ぼした ことが支援材料となったものの、この日発表されたユーロ圏景況感が 改善を示したことから、相場は結局上げを消した。

独10年債利回りは7週間ぶり低水準まで下げた後、上げに転じ た。欧州連合(EU)の欧州委員会が27日発表した11月のユーロ 圏景況感指数が約1年ぶり高水準となったことがきっかけだった。独 10年債とギリシャ10年債の利回り格差(スプレッド)は今週初め て縮小した。イタリアは10年債を26億3000万ユーロ入札した。

カリヨンの債券ストラテジスト、オーランド・グリーン氏(ロン ドン在勤)は、「アブダビがドバイを救済し、早急に問題が解決され るとの観測が投資家の間で広がり、相場は若干下落した」と語った。

ロンドン時間午後4時45分現在、10年債利回りは3.16%と、 前日からほぼ変わらず。一時は先月8日以来の低水準となる3.11% を付けた。同国債(表面利率3.25%、2020年1月償還)価格は前 日比0.02ポイント下げ100.72。週間ベースでは9ベーシスポイン ト(bp、1bp=0.01%)低下した。

一方、ギリシャ10年債利回りは6bp低下の5.12%となり、 独10年債とのスプレッドは194bpに縮小した。

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