ロシアは資本逃避に直面も、ドバイの債務返済問題で-ウニクレディト

ウニクレディト・バンクのチー フエコノミスト、ウラジミル・オサコフスキー氏は27日、ドバイ国 営企業の債務返済延期問題の余波を受けてリスク回避の動きが広がる なか、ロシアが資本逃避に見舞われ、景気回復が遅れる可能性がある との見方を示した。

同氏は電子メールで送付したリポートで、「ドバイ政府系投資会 社の債務問題が今後も深刻さを増し、事実上のデフォルト(債務不履 行)に陥った場合、世界的にリスク回避の動きが劇的に高まる可能性 がある」と指摘した。

さらに、「これによりロシアが最も受ける可能性が高い影響の1 つは資本逃避の拡大だろう。2008年のグルジア危機の時のような状 況になるかもしれない。われわれは、これが09年のロシア株式相場 の上昇に打撃を与える可能性があると考えている。さらには、大規模 な資本逃避が再び起こることで、10年の景気回復見通しが脅かされる 恐れもある。国内の銀行システムと投資需要は一時的に安定している ものの、資本逃避によりそれが損なわれる可能性があるためだ」と続 けた。

参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: ニューヨーク 森 茂生 Shigeki Mori +1-212-617-6107 smori1@bloomberg.net Editor:Shigeru Chiba 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Tasneem Brogger at +44-20-7330-7794 or tbrogger@bloomberg.net

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