首相:円高で輸出に打撃、対策必要-介入コメント控える(Update1)

鳩山由紀夫首相は27日夕、 円高が輸出産業に打撃を与える可能性が予測されるとして、政府 が検討している経済対策に円高対策を盛り込む考えを表明した。 為替介入についての質問に対しては、「これからどういう対応を取 るかに関しては現在の立場の中でコメントすることは控えたい」と述 べるにとどめた。首相官邸で記者団に語った。

首相は外国為替市場で27日、円が対ドルで一時約14年ぶり となる1ドル=84円台に突入するなど急激な円高が進んでいるこ とに関しては、「為替というものは安定的に推移するのが望ましい ので、これが急激に変動するということは望ましいとは思わない」と 強調した。

日本経済への影響について「円高によって輸出産業が相当な 打撃を受けることが予測をされる。従ってそれに対する対策という ものを補正を含めて経済対策を検討する必要が十分ある」と指摘。 その上で、「円高対策というものを打っていく必要がある。それは やはり筋肉質の経済に変えていくことだと基本的には思う」と述べ た。

首相は、行政刷新会議による「事業仕分け」について「予算が 見える形になった。国民注視の中で事業仕分けが行われたという ことは評価をされてしかるべきだ。やってよかった」と自賛した。そ の結果を2010年度予算にどう反映させるかについては「政治的 判断が求められているものも出てくると思う。きちんとした判断がで きるようにしていくべきで、この国の貴重な財産を生かしきるような 予算を作り上げていきたい」と語った。

Editor: Hitoshi Sugimoto, Hitoshi Ozawa

参考画面:記事に関する記者への問い合わせ先: 東京 広川高史 Takashi Hirokawa +81-3-3201-8641 thirokawa@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: 東京 大久保 義人  Yoshito Okubo +81-3-3201-3651 yokubo1@bloomberg.net 東京 Bill Austin +81-3-3201-8952 billaustin@bloomberg.net

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE