中国株(終了):続落-上海総合指数、週間ベースで3カ月ぶり大幅安

中国株式相場は下落。上海総合 指数は週間ベースで3カ月ぶりの大幅な下落率で週を終えた。商品相 場の下落と増資懸念を背景に、素材関連株と金融株が売られた。

中国最大の銅生産会社、江西銅業(600362 CH)は8.7%安。ア ルミニウム生産で国内最大手の中国アルミ(チャルコ、601600 CH) は4.3%安。産金で国内最大手の紫金礦業(601899 CH)は、資産家 の株主の1人が同社株を売却したことが嫌気されて7.7%安となった。

資本増強のため複数の選択肢を検討していることを今週明らかに した中国銀行(601988 CH)は2.2%安。前日に香港市場に上場した 中国民生銀行(600016 CH)も続落し、4.4%安だった。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の双方に連動す る上海総合指数は、前日比74.72ポイント(2.4%)安の3096.27。 週間ベースでは6.4%安と、8月14日に終わった週以来最大の下落 率となった。銀行による資本拡充のための増資が増えるとの懸念が重 しとなっている。上海・深セン両証取のA株に連動するCSI300指 数は、同3%安の3382.51。

中国第2位の保険会社である平安保険(601318 CH)は保有株式 を約100億元相当削減したと27日付の上海証券報が報じた。同保険 は株式相場への弱気見通しを理由に前週だけで70億元相当の株式を 売却している。同保険株は4.3%安。

JFアセット・マネジメントの中華圏チーム責任者、王浩(ハワ ード・ワン)氏は、「わたしは市場が過剰に反応していると考えるが、 正常化には時間がかかるかもしれない」と述べた。

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