新興市場:ドバイ債務繰り延べ要請が調整の引き金にも-モビアス氏

テンプルトン・アセット・マネジ メントのマーク・モビアス氏は27日、ドバイ首長国の政府系投資持ち 株会社ドバイ・ワールドによる債務返済の繰り延べ要請は、ベトナム の通貨ドン切り下げや新規株式公開(IPO)の「殺到」と相まって 新興市場の「調整」を引き起こす可能性があるとの見方を示した。

モビアス氏はハノイから電話でブルームバーグテレビジョンに出 演し、「これが株式相場の小休止と調整につながるきっかけとなる公算 がある」と指摘。「いまの強気相場で大幅な調整が起きることが考えら れる」と語った。さらに「ドバイがデフォルト(債務不履行)せざる を得なくなれば、デフォルトが他の地域に波及し、極めて深刻な問題 へ発展するだろう」と付け加えた。

MSCIアジア太平洋指数は、日本時間午後零時8分現在、前日 比1.6%安の115.68と、先月2日以来の大幅安となっている。

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