円高阻止の介入、米動向がカギ―三菱UFJ信託銀・酒井氏

三菱UFJ信託銀行資金為替部の 酒井聡彦営業推進役は27日の東京外国為替市場で、円が対ドルで一時1 ドル=84円83銭と1995年7月以来の高値を更新したことを受けて、以下 のようにコメントした。

円売り介入について:

「市場は日本の単独介入では実効性が薄いとみなしていると思われ る。日本と欧州のみが協調して介入するということはほぼあり得ない。 米国が参加するかどうかポイントになる」

「米国は秩序のあるドル安が長期金利の低下につながって、なおか つ株も下がってない状況をあえて崩していくとは思えない。現時点で米 国が介入に参加する可能性は極めて低いと思う」

「ただ、ドル安が債券と株価の下落につながり、トリプル安のリス クが高まってくると、米当局もドル防衛という名目で介入に参加する公 算が格段に高まる。そのムードが醸成されるまでは日米欧3極の協調介 入は難しい」

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