スパクスG「スマートグリッド」ファンド設定-温暖化防止でテーマに

独立系運用会社のスパークス・グル ープは12月中にも、既存の電力供給システムに代わるスマートグリッド (次世代送電網)技術の関連企業に投資するファンドを設定する。地球 温暖化防止などが今後の世界的な投資テーマになるとみて、同社の収益 回復につなげたい考えだ。

同グループの阿部修平社長(55)が26日明らかにした。スパークス などが当初資金10億円を拠出し、来年1月には内外の機関投資家から 100-200億円の資金を募り、関連技術などを持つ上場企業20-30社に投 資していく方針だ。阿部社長は「将来、スマートグリッド自体が商品に なる」と新たな送電網システムの発展性に期待を示した。

スパークスは10月末、トヨタ、日立製作所、パナソニック電工など と日本風力開発が青森県六ヶ所村で実施するスマートグリッド実証事業 に参加。次世代型住宅や電気自動車向けの電力を自然エネルギーだけで まかなうシステムを構築するプロジェクトで事業計画の取りまとめ役を 担う。こうした取り組みも新ファンドの運用戦略に生かしていく。

スパークスの4-9月期連結純損益は、海外子会社の清算による法 人税減少などで前年同期の12億円の赤字から1億1900万円の黒字に転 換した。ただ、運用資産の減少などで本業は振るわず、営業収益は前年 同期比37%減の42億円にとどまった。残高報酬や成功報酬拡大に向けた 運用資産の積み上げが課題となっている。

--取材協力:小笹 俊一 Editor :Kazu Hirano Takashi Ueno

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