日航:全国規模で12月初旬までに年金説明会を開催-社長出席

経営再建中の日本航空は12月初 旬までに全国規模で退職者に向け年金説明会を開催する。札幌、成田、 名古屋、大阪、福岡、那覇の6都市で開催する予定。西松遥社長がこれ までの経緯と年金減額案説明し、OBの理解を求める。同社広報担当の 田中聡氏が26日夜、ブルームバーグ・ニュースの電話取材に対して明 らかにした。

日航は26日までに都内でOB向けに説明会を開催。このなかで、 年金の予定給付利率を現行の4.5%から1.5%に引き下げる提案を行っ ている。対象となるのは、同社の年金受給者約7000人と待期者約2000 人の合計9000人。同社は引き続き社長自らが説明することで、年金減 額に必要なOBの3分の2以上の同意を確保する考え。日航OBの「J AL企業年金の改定について考える会」のホームページによると、27 日現在、減額反対の署名は3870人と4割を超えている。

前原誠司国土交通相は、日航の年金減額の問題について、社長自ら が早急に解決の道筋をつけるように注文を付けており、今回の全国規模 の説明会はその意向に沿ったものとなる。前原国交相は24日の会見 で、年金問題をうまく解決しなければ日航の存続も厳しいとの認識を示 している。

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