バンカーはクリスマス・キャロルから教訓を-ロンドン市長講演に喝采

ロンドンのジョンソン市長は25 日夜、ボーナスが政治家の批判の的となっているバンカーは慈善的な 寄付を通じて「償い」ができると述べた。

ジョンソン市長は、非営利の慈善事業団体ロンドン・シチズンズ が金融街シティーで開催した会合で約2000人を前に講演し、バンカー は文豪ディケンズの小説「クリスマス・キャロル」から教訓を学べる と述べた。同団体は金融業界の高賃金や「高利貸し」体質をやり玉に 挙げている。

市長はクリスマス・キャロルについて、「ビクトリア朝時代のロン ドンでサブプライム(信用力の低い個人)を対象に高利貸しをしたバ ンカーのエベネーザ・スクルージが、クリスマスの時期に仲間に手を 差し伸べて自らの行いを償う物語だ」と説明。その上で、「人々に支援 を施す良い団体にバンカーらが寄付する姿を見たいものだ」と続けた。

この発言に、会場に集まっていた児童や地域団体、宗教指導者ら は拍手喝采(かっさい)。「経済危機で責任を取るとは」と題したこの イベントでは、英銀バークレイズなど企業の経営者や政治家も参加し た。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE