NY金先物:来週も最高値更新か、中銀の購入観測とドル安で-調査

ニューヨークの金先物相場は、来 週も過去最高値を更新しそうだ。ドル相場の下落に対する代替投資需 要が拡大するとともに、中央銀行が保有量を増やすとの観測が広がっ ている。

ブルームバーグ・ニュースがトレーダーや投資家、アナリストら 20人を対象に実施した調査によると、14人(70%)が来週の金相場は 上昇するとの見通しを示した。下落を予想したのは3人、ほぼ変わら ずとみているのも3人だった。

ニューヨーク金先物相場2月限は今週、過去最高値の1オンス当 たり1196.80ドルに達した。

国際通貨基金(IMF)は25日、スリランカが金10トンをIM Fから約3億7500万ドル(約320億円)で購入したと発表した。イン ドは先月200トンを購入。ロシアやモーリシャスも金の保有量を増や している。

米ニュージャージー州在住の投資家で米国三菱商事の元貴金属ト レーダー、ジム・ポゴダ氏は、「ドル相場の軟化と金相場自体のモメン タム(勢い)により最高値まで高騰している」と指摘。「市場関係者は 皆買い持ちになっている。このような状況で売り持ちになれるだろう か」と語る。

ソシエテ・ジェネラルやバークレイズ・キャピタル、バンク・オ ブ・アメリカ(BOA)メリルリンチのアナリストらは、各国政府に よる購入が増加すると予想している。IMFが9月18日に売却計画を 発表した金403.3トンのうち約190トンが残っている。

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