来週のNY原油:37%が上昇を予想、ドル安で商品相場の魅力増す

来週のニューヨーク原油先物相場 は上昇しそうだ。ドル安が進行しインフレヘッジとしての商品相場の 魅力が高まるとの見方が背景。

ブルームバーグ・ニュースがアナリストを対象に実施した調査で は、回答者38人中14人(37%)が、来週の原油先物相場が上昇する と予想。下落を予想したのは12人(32%)だった。12人がほぼ変わ らずと回答した。先週の調査では予想が分かれ、下落とほぼ変わらず がそれぞれ37%だった。

バイエルン州立銀行(ミュンヘン)のトレーダー、ゲリット・ザ ンボ氏は「上値抵抗線の1バレル当たり80ドルを抜くと80ドル台後 半に上昇するだろう。私の予想の根拠はドル安だ」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場1月限は 25日に、2.6%高の77.96ドルを付けた。ドルは対ユーロで2008年8 月以来の安値に下落した。原油在庫は4週間ぶりの高水準になるなど 積み上がっているが、ドル安が原油価格を支援した。

2004年4月の調査開始以後、原油相場がアナリストの予想通りの 値動きを示した割合は46%となっている。

ブルームバーグは石油アナリストとトレーダーを対象に毎週木曜 日に翌週の原油価格について、上昇、下落、ほぼ変わらずの見通しを 問う調査を実施している。

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