11月独消費者物価:前年比0.4%上昇、7カ月ぶりプラス

ドイツ連邦統計庁が26日発 表した11月の同国の消費者物価指数(速報値)は、欧州連合(E U)基準で前年同月比0.4%上昇した。原油相場上昇がエネルギーコ ストを押し上げ、インフレ率は7カ月ぶりにプラスとなった。

11月の指数は前月比では0.1%低下した。ブルームバーグ・ニ ュースがまとめたエコノミスト調査の中央値では、11月の指数は前 年同月比0.5%上昇、前月比では横ばいと見込まれていた。10月は 前年同月比0.1%の低下だった。

原油相場は年初来で71%上昇し、このままいけば年間ベースと しては1999年以降で最大の上げとなる。ドイツ経済は7-9月(第 3四半期)に成長が加速したものの、失業増が消費者の買い控えにつ ながっている。欧州中央銀行(ECB)のトリシェ総裁は5日、低迷 した「需要」を反映し、ユーロ圏インフレ率は中期的に「抑制され る」との見方を示した。

ナティクシスのエコノミスト、コスタ・ブルナー氏(フランクフ ルト在勤)は、「エネルギー価格が年率ベースに非常に大きく影響し ている。ECBはこれを認識しており、経済成長を妨げることは望ま ず、政策金利を現行水準で2011年まで据え置くだろう」と語った。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE