中国株(終了):上海総合指数、3カ月ぶり大幅安-銀行増資への懸念

中国株式相場は下落。上海総合指 数は約3カ月ぶりの大幅な下落率となった。高まる融資需要に応える ため、銀行による増資が増えるとの懸念が背景にある。

中国銀行(601988 CH)は3.5%安。資本増強のため複数の選択肢 を検討していることを今週明らかにした。中国工商銀行(601398 CH) は2.8%安だった。

中国民生銀行(600016 CH)は5.7%安。この日、上場初日とな った香港市場での下落が嫌気された。民生銀の新規株式公開(IPO) の引き受け業務を行う幹事社の一つである海通証券(600837 CH)は

5.8%下げた。このほか、同国鉄鋼最大手の宝山鋼鉄(600019 CH)も

6.6%安。同社の株価は今月に入って前日まで31%上昇していた。

LGTキャピタル・マネジメントの金融市場分析担当責任者、ロ ジャー・グロエブリ氏(シンガポール在勤)は、「中国の銀行に資本 増強が必要とは思わないが、わたしはリスクを取ろうとしていない」 とし、「状況がより明確になるまで、投資家は変動の激しい状態を避 けようと株を売っている」と指摘した。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の双方に連動す る上海総合指数は、前日比119.19ポイント(3.6%)安の3170.98 と、8月31日以来の大幅な下落率となった。24日は銀行の増資懸念 で同3.5%安、25日は2.1%高だった。上海・深セン両証取のA株に 連動するCSI300指数は、前日比4%値下がりし3485.77。指数を 構成する10業種すべてが下落した。

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