世界の3Dテレビ市場、2年後に5000万台へ-モルガンスタンレー

映像が飛び出して立体的に見える 3D(3次元)対応テレビは2012年に世界で5000万台に達する――。 モルガンスタンレー証券が25日付のリポートで予測した。

同証券の小野雅弘アナリストは12年の液晶テレビ市場見通しを約 2億台と予想している。このうち、自然な3D映像を表示できるテレビ を20%相当の4000万台と予想。同性能のプラズマテレビ1000万台を 合わせ、計5000万台になると予測した。

小野氏は「日本のテレビメーカーにとって、3Dテレビは技術面で 再びイニシアティブをとれる市場」と指摘。3Dの収益貢献は、関連事 業の多さからソニーが一番大きく、次にパナソニック、シャープと続く とみている。

ソニーは来年中に3D対応の液晶テレビ、ブルーレイディスク(B D)再生機を世界で発売する予定。パソコンや家庭用ゲーム機などでも 順次3Dを展開するほか、業務用放送機器でも3D対応のビデオカメラ や編集機材を販売する計画。12年度には映画などのコンテンツを除く 3D関連商品で売上高1兆円超を目指す。

3D対応テレビについてはパナソニックも来年中の投入を表明し ており、東芝も来年度中の発売を目指している。シャープも3Dテレビ の準備は進めているが、販売開始時期は未定。同社の片山幹雄社長は先 月、「技術はもうすでにできているが、3D対応のソフトがあるかどう かだ」と述べている。

--共同取材:安真理子 Editors:Chiaki Mochizuki Takeshi Awaji

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